「タイ国チャオプラヤ・デルタを対象として、農業生産基盤としての自然環境、稲作の実態、そして、デルタ開拓史を総合的に明らかにした地域研究の古典的名著。 一見、低平で広大な土地に稲作が卓越する単調な景観と捉えられがちなデルタの農業生産が、実は多様な自然環境にうまく適応した優れたシステムであることを明らかにした。中でも地形が重要であることを示し、デルタの一般的なモデルを提示したことは、その後の東南アジアの農業研究に決定的に重要であった。」柳澤雅之(CSEAS・准教授)高谷好一著『熱帯デルタの農業発展』「単にタイ山地少数民族の研究として先駆的であったばかりでなく、旧式の網羅的民族誌が一般的だった1970 年代、国家統合と開発政策が強化されていたタイにおいて、国家と山地少数民族、山地と低地、生態的な変化と社会組織と文化変容を扱った画期的な民族誌。」速水洋子(CSEAS・教授) 飯島茂『カレン族の社会・文化変容』「社会の分断が進む世界のなかで、インドネシアが多民族国家であり続けるのはなぜか、その歴史的源流を知ることのできる一冊。インドネシアとナショナリズムに関心のある人はぜひ、読んでほしい。」岡本正明 (CSEAS・教授)土屋 健治(著)『インドネシア民族主義研究』「膨大なデータで、高度経済成長前夜の東北タイの農村を描く。不規則な気候に翻弄される稲作と、それに依存しながら逞しく生きる東北タイ農民たち。村落調査とはなにか、地域研究とはなにか、原点を見直すための必読書。」河野泰之 (CSEAS・教授)福井 捷朗(著)『ドンデーン村』「タイ社会の伝統構造を作った『仏法』と『王』と『僧侶』の関係性。シンプルがゆえに今も輝く東南アジアの宗教と社会を考える出発点。」小林 知 (CSEAS・准教授) 石井 米雄(著)『上座部仏教の政治社会学』
「タイ国チャオプラヤ・デルタを対象として、農業生産基盤としての自然環境、稲作の実態、そして、デルタ開拓史を総合的に明らかにした地域研究の古典的名著。 一見、低平で広大な土地に稲作が卓越する単調な景観と捉えられがちなデルタの農業生産が、実は多様な自然環境にうまく適応した優れたシステムであることを明らかにした。中でも地形が重要であることを示し、デルタの一般的なモデルを提示したことは、その後の東南アジアの農業研究に決定的に重要であった。」柳澤雅之(CSEAS・准教授)高谷好一著『熱帯デルタの農業発展』
「単にタイ山地少数民族の研究として先駆的であったばかりでなく、旧式の網羅的民族誌が一般的だった1970 年代、国家統合と開発政策が強化されていたタイにおいて、国家と山地少数民族、山地と低地、生態的な変化と社会組織と文化変容を扱った画期的な民族誌。」速水洋子(CSEAS・教授) 飯島茂『カレン族の社会・文化変容』
「社会の分断が進む世界のなかで、インドネシアが多民族国家であり続けるのはなぜか、その歴史的源流を知ることのできる一冊。インドネシアとナショナリズムに関心のある人はぜひ、読んでほしい。」岡本正明 (CSEAS・教授)土屋 健治(著)『インドネシア民族主義研究』
「膨大なデータで、高度経済成長前夜の東北タイの農村を描く。不規則な気候に翻弄される稲作と、それに依存しながら逞しく生きる東北タイ農民たち。村落調査とはなにか、地域研究とはなにか、原点を見直すための必読書。」河野泰之 (CSEAS・教授)福井 捷朗(著)『ドンデーン村』
「タイ社会の伝統構造を作った『仏法』と『王』と『僧侶』の関係性。シンプルがゆえに今も輝く東南アジアの宗教と社会を考える出発点。」小林 知 (CSEAS・准教授) 石井 米雄(著)『上座部仏教の政治社会学』